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フィン効率を100%にするための長さの設計値を求めよ、ただし複素数解で良いとし、0ではないとする。

  • 執筆者の写真: S Y
    S Y
  • 2022年6月30日
  • 読了時間: 1分

0.参考文献

"Heat Exchange Device"の説明をしているパワーポイントがダウンロードできます。

↑γ=tan(γ)


1.フィン装置全体の面積効率とフィン単体効率の関係、加えてフィン単体の効率と物性値との関係[1]

hは熱伝達率を、cは比熱を意味します。

この結果から、η_(f,c, or h)=1、あるいはη_(o,c, or h)=1を満たすようなLを設計すれば良いことがわかります。

ところがこれは、実数の範囲ではL=0のみ解としてもつことがわかります。

では、|L|≠0を満たす解を複素数の範囲で見つけることはできるでしょうか?


2.復習[2]

前回の記事で、γ_2=tan(γ_2)を満たす数値を算出しました。結論、以下の2つが解となります。さらに、他にも解が存在しうることもわかっています。

3.解

t=imを用いることで、今回の式を考えることが可能になります。

伝達率と比熱を用いることで、長さについて次の解を与えることができます。

また汚れ係数が0であるとした場合、長さの絶対値が最小となるのは特にk=0の時です。





 
 
 

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