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リーマンゼータの零点を満たすs=1/2+ibについて、bが満たす条件

  • 執筆者の写真: S Y
    S Y
  • 2022年1月11日
  • 読了時間: 1分

文献


1.リーマンの関数等式[1]

リーマンによれば、ゼータ関数は以下の等式が成り立ちます。

ree

2.ζ関数の入力値sを実部と虚部で分けることは可能でしょうか

ree

この式が成り立つと仮定し、その補正項Xを求めたい。s=a+ibとします。


ree

2.1 T(s)=2^sについて

ree

積により分けられました。


2.2 P(1-s)=π^(1-s)について

ree

補正高はπ^(-1)である。それを認めていれば、積により分けられました。


2.3 Γ(1-s)について

まず、ガンマ関数もどきを定義します

ree

このように定義したとき、元のΓ関数とは以下の関係にあります。

ree

これをもとに、Γ(1-s)を考えます。

ree

補正項2^(-1+a), 2^(-1+ib)を与えることで、積により分けることができました。


2.4 sin(s)について

明らかに、sin(a+ib)≠sin(a)sin(ib)である。そこで、補正項sin(a+ib)/{sin(a)sin(ib)}を求めます。

ree

2.5 全体の補正項Xについて

ree

これを整理して、

ree

ここで、

ree

であるから、a=1/2を代入したとき、X=1となることがわかります。

この時、bについての式は以下のようになります。


ree
ree

2.6 結論

以下の条件を満たします。

ree



 
 
 

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